※前提として、美容師の目線です。
スパとかマッサージで「気持ちよかった」って言われて満足していませんか?
なんていったらいいんでしょうか、、、
お客様に「言われて」満足するのは1年目か、せいぜい2年目くらいまでで終わりにした方が良いと思ってます。もっと高みを目指していかないと、成長はそこで止まってしまいますし。
少しばかり触れただけで、精神に安らぎをもたらせる存在。
そんな存在になれれば、出会った方々にとって必要不可欠な存在になるのではないでしょうか?
ちなみにボクは1年目の秋ごろに、当時勤めていたサロンでお客様に
「逝っちゃいそうだった…」
と言われたことがあります 笑
うちのサロンで今年一年目の子たちも、それくらい言われるようになってほしいと願っています♪
ご満足ステップとしては…
- 直接言われる
- 担当スタイリストに伝える
- 直接or関節的に「昇天しそうだった」と言われる
- 成長の先に…
まずは、
お客様に直接言われる
これは直接的でうれしい反面、ご挨拶がてらのお世辞的要素が含まれている可能性が高いです。外回り営業職なら、ご挨拶と同時に出す名刺みたいなもんです。これからよろしくねという意味と、もっとうまくなって満足させてね(ハート)、という意味が込められているでしょう。
ここにいる場合はまだまだ。もっとキレのあるテクニックに磨きましょう。
直接or間接的に「昇天しそうだった」と言われる
これは「直接言われる」ことの上位互換版です。
もはやただの「気持ちよかった」ではありませんからね。もう少しで天に召されてしまうほどの感覚を与えられるアナタは、きっと売れっ子スタイリストになれる素質を十分に持っていることでしょう✨
ただし油断は禁物。素質があっても磨き続きなければただの石ころと変わりません。原石は磨き上げてこそ価値が高まるので、頑張っていきましょうね♪

お客様が担当スタイリストに言う
お客様から直接言われないけれど、あとでスタイリストから「~さんが、お前のシャンプー(スパとか)凄い気持ちよかったって言ってたよ」と言われるケースです。
お客様心理としては、後輩の子がこんなに上手になっているなんて知ってた!?アナタも指導頑張っているのね~!すごいわ!これからもよろしくね♪
みたいな感じでしょうか。
基本、お客様はサロン>スタッフ【スタイリスト>アシスタント】の順番で有線順序が付きがちです。
※サロンを知るきっかけが集客媒体からだと、まずは店舗情報をみて選ぶから。SNS集客によって順序が逆転する場合もある
店舗はさておき、お店に再来する理由はお気に入りのスタイリストがいるからです。スタイリストありきな状態から、シャンプーやマッサージを通して更に拡がった視野を持っていただくことができます。それによって、近い未来にデビューした時に「いつもの~さんが居ないなら、今日は〇〇ちゃんに切ってもらおうかしら」という現象が起きます。後任指名というのはとても価値の高い尊いものですから、そこに到達できれば売れっ子になる日はそう遠くないでしょう。
成長の先に…
以上の3つをクリアして、更なる高みへ到達したときのお客様の最上級リアクションをお見せしましょう!!
刮目せよ!!

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ご覧いただけましたか??

そう、もはや心地よい感覚に耐えることも出来ず、ただただ意識は遠のくのみなのです。
言葉を発することすら出来ずに、流されるままうなだれる。
直接手を下さずとも優秀なスタッフがここまで昇華するので、見ているだけで良いのです。
あとはさり気なく肩をたたき、静かにカットを終わらせるだけ。
毎年こういうスタッフに育っていってくれれば最高ですね。
粛々と取り組んでいきたいと思います。