ヘアスタイル決めるときに「ヘアカタログ」って手軽で伝わりやすいです。
こんなに便利なものを使わない手はありません。
「こんな感じにしたいんです」と見せてくれるだけで、全体像の確認は一発OK!あとの細かい要素は適度に調整をしながら進めていくので、仕上がりは気にせずお過ごしください。
小一時間で、ほぼイメージ通りの状態に仕上げます。
ただ、こんなことも良くあるんですよね…
モデルさんが可愛いから…のフレーズはリアクションが取りにくい!
ヘアカタログを見せようとしてくれる際に(カウンセリング中にヘアカタログを使いながらでも)よく言われるんですが、
「モデルさんがかわいいから、自分に似合うか分からない」
と言われることがあります。
正直、そんなところを見て仕事をしていません。
そのセリフは、もはや職業に対する冒とくです。
個人的な定型リアクションは…
他の美容師さんにとってもなかなか難しい案件だと思いますので、参考になればと思います。
「そんなことないですよ~~」
という切り返しをしてもワザとらしい。かといって「そうですね」なんてことも失礼なので言えない。。。そこセリフに関してのリアクションとして適切なのは、
【ノーリアクション】
だと思ってます。
完全スルーです。
シカトします。
平然と違う話題に切り替えます。
アナタの願いを叶えるために、余計な要素は入れない主義です。
お聞きしたご要望・解消したいことに、最も合理的なジャッジ(メニュー提案)を下し、最速最短で施術完了、アナタの時間を最大限有効活用できるように努めます。
なので、「顔の違い」なんて要素は全く入ってこないのです。
全く見ていないかと言えばそれはないですが、せいぜい「あ~、かわいいモデルさんだな~」くらいですよ。「顔違うし…」なんて1ミリも考えません。
あ、、、全く同じヘアスタイルを求められても困りますね♪
毛質が違いますからね。
せめて「これが必要かな?」というメニューをすべて受け入れていただければ、限りなく近い状態にはできると思います。
やはり、常に「振る舞い」が大事になりますね。
信頼関係という名の目に見えない価値が大事なものかと考えます。
普段の言動、振る舞い、仕事に対する姿勢、、、
そこに曇りがあるようだと、
【この人にヘアカタ見せたら「顔違うし…」とか思われそう】
なんてこと思われるでしょうし(苦笑)普段の振る舞いの大切さよ…
言葉だけで伝えようとしても、なかなかうまく伝わらないもの。ましてやたまにしか会わないお客様と美容師の関係性ならなおさらです。お互いに残念な気持ちにならないように、恥ずかしがらずに見せて下さい。
ヘアカタログを(笑)